本書は現役の英語の先生や、これから英語の先生を目指す方に向けて書き下ろしました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
生徒は楽しそうに授業に参加していますか?
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
本書は、英語の先生のための英語教授法「TESOL」を紹介しています。
TESOLの教授法を学習すると、多くの英語の先生が悩んでいる次のコトが解決します。
▶生徒が黙ってうつむいていることが多い。(モチベーションが低い)
→TESOLには、生徒のモチベーションを作る方法があります。生徒がワクワクするような教材を作成するにはコツがあります。
▶先生に指名された生徒だけが発言する。(生徒が無関心)
→TESOLには、生徒を授業に参加させる方法がたくさんあります。ゲーム、アクティビティ、ペア・ワーク、グループ・ワークで全員の生徒が授業に参加できます。
▶先生が一方的に授業を進めていませんか?(先生中心の授業)
→TESOLでは、生徒が中心の授業をこころがけます。先生が自分ですべてを説明するのではなく、生徒との会話を通して正しい答えに到達することを目指します。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
コミュニケーションを重視した英語はどうやって教えたら良いでしょうか?
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
コミュニケーションを重視した英語はネイティブに学んだ方が良いと考える方も多いでしょう。でも、日本人の先生には、日本人の先生ならではの、英語を教えるメリットがあります。本書では、世界で主流となっている英語の教え方TESOLを通して、日本人の先生にとっての、コミュニケーションを重視した英語の教え方を考えています。
さらに詳しい内容は本書でお確かめください。
本書は、下記のような考えの英語の先生に向けて書かれています。ぜひ、本書で、生徒の関与を増やした英語の授業の作り方を学んでください。
・コミュニケーションを重視した英語を教えたい!
・生徒が自ら参加したくなるような、生徒を中心とした授業をしたい!
・海外で主流となっている教え方をとり入れてみたい!
***
「Unhappy students learn very little」
おもしろくない授業は生徒のためにならならない、ということ。
「A course is only as good as its trainers」
授業の良し悪しは先生次第である、ということ。
つまり、生徒が「英語ができない」 ということは、先生の責任も大きいということです。
***